コラム

ひなそよ

 「そよ風にあたりながらひなたぼっこをするくらい心理的に穏やかな職場環境の構築を目指して」社会保険労務士法人ひなそよホームページ代表あいさつ文頭のことばです。「ひなそよ」なんて心地よい響きでしょう。代表始めスタッフの仕事に対するお気持ちが伝わってきます。
 先日、「ひなそよ」が企画した講座に参加しました。タイトルは「基本がやっぱすごい!"自閉症の特性と支援について"」講師は香川大学教育学部特別支援教育領域教授、香川大学学生支援センターバリアフリー支援室室長、香川大学教育学部附属特別支援学校長の坂井聡さん。専門分野は障害児の教育方法、障害児のコミュニケーション指導です。
 失礼にも私は真っ白な状態でこの講座に出たのですが、坂井さんはこの分野の第一人者で、坂井さんに心酔されている方々が愛媛県内各地から集まっておられました。漫画家戸部けいこさんが「光とともに」を出された時には、坂井さんに何度も取材をされたとのことで、コミック第4巻には坂井さんの本が登場しています。講座前半では、「障害があるとはどういうことか」を自分事として体験しながら考えていきました。後半には「子どもたちのやる気を引き出す」について、グループワークを通して見つけていきました。坂井さんが最後に言われた「環境が障害を作り出していることに気づく」この言葉に参加者みんなが大きく頷きました。
 そよ風にあたりながらひなたぼっこをして「生まれてよかった、生きるってすばらしい」とどの子も思える社会になるといいですね。
(石丸)

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