コラム

世界のあいさつ

 

 7月20日夏休みスタートの日におはなし会をしました。パネルシアターでは念願の『世界のあいさつ』(おはなしかご作)を楽しみました。これは、東京オリンピック時のおはなし会でしようと準備しましたが、コロナ禍で叶わなかったものです。パリオリンピック開催の時期にすることで、子どもたちが世界に目を向けるきっかけになればと考えました。
 パネルシアターで私が「日本では、お辞儀をしながら「こんにちは」と言います。アメリカでは握手をしながら「こんにちは」と言います。」と言うと、子どもたちから「ハローだよ。学校の英語で習ったよ。」と明るく返されました。また、別の子どもからは「ドイツではどう言うの?」とも。集まっている子どもは幼児さんと小学低学年の子どもたちなので、想定外のうれしい発言を受けて世界に対する子どもたちの関心の高さに驚きました。国や都市の名前を知る、言葉とその慣習も一緒に知ることで情報は繋がっていきます。知れば知るほど更にもっと知りたくなります。
 最後にこんな発言もありました。「オリンピックに出る人がここに来たよ。」オリンピックに出場する人が自分のいる所に直に来て活動したことは、オリンピックをぐっと身近なものと感じると共に、一緒に体験したことは生涯忘れることのないものとなると思います。愛媛県庁本館には愛媛県ゆかりの選手の名前の書かれた懸垂幕が掲げられています。ゴルフの松山英樹さん、自転車の垣田真穂さん、バスケットの宮崎早織さん、レスリングの曽我部京太郎さん、ビーチバレーの長谷川暁子さん、パラリンピックでは陸上走り幅跳びの石山大輝さん、水泳の山口尚秀さん、柔道の広瀬順子さん、小さな子どもからみんなで熱い声援を送って応援します。
 子どもたちには世界の色々な国の人が交流する姿を見て聞いて感じて、広い世界に繋がってほしいと思います。私たち大人も子どもたちと一緒に楽しむことで、2024年夏の記憶がみんなの一生の宝物となることでしょう。8月のおはなし会は笑顔で「ボンジュール!」と子どもたちに言ってみます。
(石丸)

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