コラム

大好きなこの町で


  松山市清水地区、大学生の頃から子どもリエゾンえひめに至るまでの約半世紀を私はこの町でいろいろなご縁を頂いてきました。松山市内で一番好きな町、その清水地区で7月12日未明に大規模な土砂災害が発生しました。
 亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りするとともに、被害にあわれた皆様には心からお見舞いを申し上げます。皆様に平穏無事な日々が戻ってこられることをお祈りしております。
 6月下旬、私は「清水地区の夏祭り」(清水地区まちづくり協議会作成)のチラシを目にしました。「鍾馗(しょうき)さん」「たごりさん」「田中の観音さん十七夜祭」等が由来と共に紹介されていました。かつて御幸町にあった児童相談所に通勤していた頃、朝夕前を通っては、無事であることをお願いしお守りいただいていたので、この夏にもう一度お参りしようと思っていました。
 清水地区は古くからの歴史が続く地域であると共に、赤ちゃんから大学生まで子どもの成長に関わる機関が集まる町です。住民の方が自ら組織して、全ての年齢の方を対象にしたまちづくりの活動も活発にされています。子どもリエゾンえひめでもこれまで度々清水地区民生児童委員会に参加させていただき、私たちの活動について民生児童委員のみなさまに熱心に聞いていただきました。これからも、この地区を中心に繋がりを広げていけたらと思っています。
 平成30年西日本豪雨の被災地区の方からお聞きしたことば「大切なのは、起こったことを踏まえて、次に生かすこと」、今一度胸に刻みました。
(石丸)

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