コラム

丙午の年スタート

 2026年丙午(ひのえうま)の年、軽やかなステップで始まりますようにと、玄関に白い馬の焼物を置きました。
 この作品にはメッセージが添えられていました。「この置物はしげのぶ清愛園創作班の利用者さんが心を込めて製作いたしました。みなさまが末永くお幸せでありますよう心よりお祈りいたします。総合福祉施設ほほえみの里しげのぶ清愛園」ほほえみの里から届いた素敵なメッセージです。
 そのご利益でか、元旦にお薦め映画のお便りがあり、映画館に足を運びました。作品は「サムシング・エクストラ!やさしい泥棒のゆかいな逃避行」(2024年製作・フランス・アルテュス監督)。入場者特典として、障がい者アートを支援しているヘラルボニー社とコラボしたオリジナルブックマークのプレゼントもありました。
 「サムシング・エクストラ!」はフランスで大ヒットを記録した映画で、障がい者施設のサマーキャンプでの活動を通して、人と人の心の交流が描かれています。障がいがあることは何か特別なことではなく、垣根を持たず同じ目線で一緒に同じ時と場所を過ごすことで一つひとつ分かり合える。どこで誰と一緒に生活するか、どう過ごすか、自分の考えを持ち表現するか、それは誰にとっても大切なことです。子どもも大人もみんな同じですが、子どもやハンディのある人にとって、それを自らの力で伝えることは難しいことかもしれません。傍にいる私たちは、「これがいいこと」と決めつけないで、その人の気持ちに耳を傾けたいものです。
 野原を軽やかに走る馬のように、爽やかな風を感じる一年になりますように。
(石丸)

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