コラム

まなびあん(西予市図書交流館)

 「まなびあん」この言葉を聞いた時に、明るく優しい響きに魅せられました。「まなびあん」は西予市図書交流館です。
 2年前の秋に、私は愛媛県女性支援対策協議会が企画した研修旅行西予市ミュージアム巡りに参加して、宇和・野村・城川の各所で西予市の自然と歴史の深さを体験しました。そして、今回は文化の日の連休に、「まなびあん」を訪れる機会があり、ゆったりと流れる「せいよ時間」に浸りました。
 地元の木材で建築された建物は、高い天井のもとに広がる空間に明るさと優しさがあふれています。管内には今年の読書週間(1027日から11月9日)の標語である「こころと頭の、深呼吸」にぴったりの催しが紹介されていました。
 入口には、黒板に手書きで書かれた「今日は何の日」コーナーがあり、「11月1日紅茶の日」に因んだ本の紹介がされていました。中に進むと愛媛県歴史文化博物館で開催されている大人気の特別展「ヨシタケシンスケ展かもしれない」コーナーでは、子どもから大人まで大人気の本の数々が並んでいました。そして、管内にさりげなく貼られていたのは、秋のこども上映会「岬のマヨイガ」の案内。どのコーナーもテーマに沿った本が選ばれていて、コーナー毎に足を止めて本を手にしました。まなびあんでは本を通して、子どもも大人もみんなが豊かな時間を体験できます。
 図書館だよりには「いそがしいとき、疲れたとき、 ふう~っと深呼吸をするように 本のページをめくってみてください。 気持ちも思考もリフレッシュ!」とありました。
 まなびあんに満ちていた空気は深呼吸をしたくなる空気でした。子どもの周りにいる私たちは、この空気のような存在になれたらいいなと思いました。
(石丸)

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