コラム

七夕の願い

 令和7年7月7日、7が三つ揃う七夕の今宵、あなたはお星さまに何をお願いしますか?
 私はリエゾンの事務所に行く時、大街道入り口からロープウェイ街を通ります。夏になると、砥部焼の風鈴の音が奏でる音色が「おかえり、元気でなにより」と迎えてくれます。七夕を前に何軒かの軒下に笹飾りが飾っていましたので眺めながら通っていましたが、ある飾りの前で足が止まりました。
 「笑顔で幸せに過ごせますように。笑顔が一番。やさしくなれるよ。」短冊の文字から、この願いを書かれたのは三世代の家族のようです。「おはよう。いただきます。行ってらっしゃい。ただいま。おかえり。」と毎日お互いの顔を見て笑顔で声をかけあっていらっしゃることでしょう。
 お互いを想うやさしい気持ちの穏やかで安定した時間、外で何があっても家に帰ると自分を迎えて包み込んでくれる家族という特別な関係の者がいることは、子どもの成長にとても大切なことです。
 星に願いをこめて子どもから大人になり、今年のひな祭りの日にパートナーと家族になった四つ葉のクローバーの彼女は、七夕の夜二人で星に何をお願いしたことでしょう。
(石丸)

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