コラム

野菜と虫の絵本

 5月のおはなし会では、これから夏にかけて身近になる野菜と虫をテーマにしました。毎日の食卓で目にする野菜、何が出てくるかと子どもたちの目が輝きます。
 一冊目の絵本「はらぺこあおむし」(作: エリック・カール 訳: もり ひさし 偕成社)はみんな大好きな絵本です。小学生は「知ってる、知ってる!」と言って、あらすじを言ったり、歌を歌ったりしますが、絵本を開くと小さなあおむしの世界に入って夢中になります。
 二冊目の絵本は、「いっぱい やさいさん」(作:まど・みちお 絵:斉藤恭久 至光社)、まど・みちおさんの詩に繊細で活き活きとした野菜の絵が添えられています。「今の自分であることがうれしい」と語る野菜たちと小さな虫たち。詩は静かに穏やかに胸に伝わっていきます。子どもたちは虫が気になって絵本に近づき、名前を聞いては自分でも口に出してもう一度見ています。
 おはなし会では、友達や大人、みんなと一緒に絵本や手遊び等を楽しみます。その後でも、大好きな人と繰り返して絵本や歌を楽しむ経験を積むことで深く自分自身のものになると思います。
 写真のジャガイモはおはなし会メンバーのAさんが家庭菜園で収穫したキタアカリ、「ジャガイモであることがうれしい」と歌っているようです。我が家ではポテトサラダやジャーマンポテト等で美味しくいただきました。
(石丸)

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【前回:赤いサクランボ

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