コラム

ねことチョコ


 2月のおはなし会のテーマは、「にがつ、にがつ、にゃんがつ」で、ねこ。それとチョコレートにしました。子どもたちも大好きなものです。
 ねこの手袋人形では、「みー・ちー・くろ・しろ・こねこねこ」とリズミカルに声を出して、子どもたちは猫の名前をすぐに覚えて言えるようになりました。見ることにプラスして声を出すことで音の楽しさも加わっていきます。
 続いて、チョコレートの出てくる楽しい絵本を二冊。一冊目は、科学絵本「どうやってできるの チョコレート」(写真 田村 孝介・立協 卓 監修・取材協力ダンデライオン・チョコレート・ジャパン株式会社 ひさかたチャイルド)でカカオからチョコレートになるのを一緒に見ました。溶けたチョコレートをフルーツにかけてフルーツチョコレートにしたり、色々な形にしたものを冷まして固めてプレゼントにするのを見ました。ある女の子は「カカオ、テレビで見たことあるよ。チョコを友達と作ったよ。」と笑顔で報告をしてくれました。
 手遊びでも「チョコレート」をしました。「チョコチョコチョコチョコチョコレート」と歌いながら手遊びをします。やさしい動きでも歌いながら同時にするのは難しいですが、笑顔と歌声に包まれます。
 二冊目の絵本「ようかいむらのだいすきバレンタイン」(作・絵たかい よしかず 国土社)では、チョコレートを作りプレゼントするウキウキ感を楽しみました。さらに、チョコレートを食べた後のトラブルという形で、歯磨きの大切さも知りました。
 子どもと一緒に絵本を楽しむ時間を大切にしたいですね。家庭では「もう一回」と言われたら、何度でも一緒に楽しんでください。大好きな人の声で絵本を見ることは世界でたった一つの劇場、子どもとのかけがえのない時間ですね。
(石丸)


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【前回:突然のお別れ

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