アーティスト石村嘉成のキセキ

現在、愛媛県美術館で開催中の『石村嘉成展 いきものだいすき 2026 えひめ』の関連イベント特別記念講演会『アーティスト石村嘉成のキセキ-発達障がいのわが子歩んで-』に参加しました。最高気温36度の松山、日曜日午後の南海放送本町会館会場は350人の定員満席、嘉成さんの作品のような活き活きとした熱気に溢れていました。
講演会は、嘉成さんがスライドを使って自らの言葉で『石村嘉成展 いきものだいすき 2026 えひめ』の紹介がありました。「アーティスト石村嘉成と呼んでください」と力強い言葉でした。続いて、父の和徳さんから共に歩んだ34年間のお話がありました。映画『青いライオン』でも描かれた強度の自閉症である嘉成さん誕生から現在までのお話です。会場は和徳さの一言一言、どのエピソードも聞き逃さないよう静かに聞き入りました。予定時間は瞬く間に過ぎました。
最後に和徳さんは「嘉成は人に認めてもらえて自己肯定感ができた。生きていくモチベーションになっている。どうしたら人が喜んでくれるのかを経験して学んでいる。多くの人の物差しで測ると『障がい』になるが、この子の物差しで見ると、私の方が『障がい』かもしれない。発達障害ではなく、いろいろな特性ももって発達してきた『発達特性』と言いたい。人と人は違っていい、それを認められる社会になってほしい」と述べられました。
『石村嘉成展 いきものだいすき 2026 えひめ』では、全作品写真撮影可能、体験コーナーもあります。天皇皇后両陛下にご高覧いただいた『誰かを待っているシロクマちゃん』(愛媛県初展示)もあります。この夏、是非愛媛県美術館に足を運ばれてはいかがでしょうか。
(石丸)
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