コラム

高松の学会 11月末の週末


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月末、日本子ども虐待防止学会第30回研究集会で高松を訪れました。医療、法律、児童福祉等の関係者が全国各地から大勢集まる大きな大会に、リエゾンメンバーも皆で交替で参加しました。
 初めてだった私たちは、研究と現場実践の様々な化学反応が生む大会の熱気に圧倒され、児童福祉分野で草分け的な活躍をしてこられた方々の笑顔の奥の熱い眼差しと言説に、射貫かれた思いがしました。困難を抱えた子どもたちのために奮闘してきた大勢の人々に出会い、児童福祉政策で世界に大きく後れをとっている日本がこれ以上ガラパゴス化しないために、私たちが今崖っぷちに立たされていること、子どもを全ての真ん中に据えた待ったなしのパラダイム転換の時であることを切実に学んだ週末でした。
 高松までは高速バスで2時間余。美しく整備されたモダンなベイエリアや人で賑わうアーケード街を歩き、高松城址や壮麗な書院造の松平家の御殿に足を延ばし、穏やかな冬の日に久しぶりに訪れた高松の発展ぶりに目を見張った旅でもありました。
(塩﨑千枝子)

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