🌸リエゾン里親だより🌸②
🌸リエゾン里親だより🌸とは
里親さんの活動や子どもたちに対する思いをコラムとしてお伝えします!
端午の節句が近いころ、一本の電話がかかってきました。
委託を打診する電話でした。私たちにとってはじめての依頼でした。
〈私たちにできるだろうか〉不安や迷いが全くなかったわけではありません。ですがそれ以上に、〈もしかしたら私たちのところに来てくれるかもしれない〉という希望や喜びがそれらを押しのけ、次第に大きくなりはじめていました。
電話を切ったあと、夫婦で話し合いその子を受け容れることを決めました。
いまその子の寝顔を毎日みることができています。そのあいくるしい姿をながめながら、ふたりとも自然と笑みがこぼれます。ご近所の方に里子が来ることをお伝えすると、〈子育ては親育てよ!〉といって笑顔で応援してくださいました。
私たちの〈育自〉は始まったばかりです。
いつか里親Оさんが、〈私が里親で良かったなと思ってもらえるように〉と書かれていました。私たちにも、いつかそんな日がくることを夢みています。
(里親I)
【次回:】
【前回:🌸リエゾン里親だより🌸①】